発明者評価の機能紹介
発明者評価 算出方法評
この発明者評価は会社内の全般的な研究活動とは関係なく、ただ出願した特許だけを集めた結果です。 従って発明者評価の結果はこのサービス内では参考用として使うことができますが、このサービス以外の用途では使用できません。
特許活動 等級 評価 (会社内)
Ultra-Patentで提供する特許活動等級評価(会社内)は発明者が会社で出願したすべての特許に関する情報を集めて特許活動の点数を算出し、同じ会社内他の発明者の点数と相対比較して発明者の会社に対する貢献度を評価するものです。
算出方法
特許活動等級評価(会社内)では、発明者の出願件数、登録件数、登録率、ファミリー数、被引用回数、登録請求項数、登録所要時間、関連出願件数、残存権利期間 項目を利用して等級を算出します。

* 多くの会社で出願したことがある発明者の場合、会社毎に別個の活用と評価されます。

* 当該企業の発明者数が30人以下の場合、[会社内] 評価項目は除外されます。

* 米国特許の発明者評価の場合、「出願件数」「登録率」「登録所要時間」は評価項目から除外されます。

当該発明者が所属会社で出願した特許を対象として各項目に該当する数値を算出します。
評価項目に対する詳細な事項は以下の 評価項目詳細 をご参照ください。
当該発明者の各項目別の数値が所属会社の全体発明の中で何位を取ったかについて順位を算出します。
各項目の順位が上位何%に該当するかによって項目の等級と評点を換算します。
順位比率(上位%) 等級 評点
上位
 
超過
~
1%
以内
AA 9点
上位
1%
超過
~
3%
以内
A+ 8点
上位
3%
超過
~
5%
以内
A0 7点
上位
5%
超過
~
10%
以内
A- 6点
上位
10%
超過
~
20%
以内
B+ 5点
上位
20%
超過
~
50%
以内
B0 4点
上位
50%
超過
~
60%
以内
B- 3点
上位
60%
超過
~
100%
以内
C 2点
各項目の評点に加重値を掛けた結果を合計して総合点を算出します。 * 加重値は項目別の重要度を反映したもので、総合評価等級に及ぶ影響が多い項目ほど高い加重値を適用しました。
  この加重値はUltra-Patentで主観的に選定したもので、使用者の観点とは違うかもしれません。
項目別 加重値
項目 加重値
出願件数 4(普通)
登録件数 5(高い)
登録率 3(普通)
ファミリー数 6(非常に高い)
被引用回数 7(非常に高い)
登録請求項数 2(低い)
登録所要時間 1(低い)
関連出願件数 3(普通)
残存権利期間 5(高い)
各発明者の総合点を所属会社の発明者全員の総合点と比べて、(3)と同じように順位による総合評価等級を算出します。 * 同名異人による計算上、算出された数値が実際と差が生ずることもあります。
 
評価の例
次は、より分かり易くするため、 [出願件数] [登録率] 二つの項目だけで評価を算出した例です。
出願件数評価
OO企業の田中さんはOO企業で今までに総計52件の特許を出願しました。(公開前の特許は除外されます。) OO企業での発明者全員の出願件数の分布は下のグラフをご覧ください。
< グラフ1.OO企業の発明者別 出願件数 分布 >

評価:A0

等数 : 上位 3~5%
評点 : 7点

田中さんは出願件数の等数として見た時、上位3~5%にいます。
出願件数評価は上位3~5%に該当するA0になり、評点は7点となります。
登録率評価
OO企業の田中さんはOO企業で今までに総計52件の特許を出願し、その中で13件が登録されました。 OO企業の発明者全員の登録率分布は下のグラフになります。
< グラフ2. OO企業の発明者別 登録率 分布 >

評価:B+

等数 : 上位10~20%
評点 : 5点

田中さんの登録率は13(特許登録件数)/52(総特許出願件数)=0.25(25%)です。
登録率が0.25%の田中さんの登録率は等数として見た場合、上位10~20%に該当するB+になり、5点の評点となります。
総合等級算出
上で算出した個別項目の評価結果は下記の通りです。
項目別等級及び加重値
項目 項目別評価 項目別評点 項目の加重値
出願件数 A0 7点
登録率 B+ 5点
総合点 : [7(出願件数評点) * 4(出願件数加重値)] + [5(登録率評点) * 3(登録率加重値)]
田中さんの総合点は [7(出願件数評点) * 4(出願件数加重値)] + [5(登録率評点) * 3(登録率加重値)] で計算した結果、43点となります。
OO企業の発明者全員の総合点分布は下のグラフになります。
< グラフ3.OO企業の発明者別 総合点 分布 >

評価:A0

等数 : 上位 5~10%

個別項目の計算と同じように他の発明者と比べて上位順位を算出すると、田中さんの総合点は上位 5~10%に該当し、これによる総合評価等級は A- になります。
  • [総合等級]は個別項目の算術平均ではなく、算出された総合点を相対的に評価して決定されます。同点者の場合、上位等級に評価されます。
  • 会社の発明者数が少なくて同点者が相対的に多い場合、個別項目の等級より高い総合等級になることがあります。
 
評価項目 詳細
出願件数 : 発明者が所属会社から出願して公開された特許件数
出願件数が多いほど特許活動が活発であり、長い期間研究をし続けたことを意味します。 出願件数が多いほど高い評価を与えます。 * 米国特許の発明者評価では除外されます。
登録件数 : 発明者が所属会社から出願して登録された特許件数
登録件数が多いほど有効な研究成果を達成したと見られ、所属会社に寄与した程度が高いと判断することができます。 登録件数が多いほど高い評価を与えます。
登録率 : (1)出願件数 / (2)登録件数
特許の出願件に比べて登録された比率を評価します。 登録率が高いほど効率的な特許出願であり、良質の研究活動をしたと言うことを意味します。 登録率が高いほど高い評価を与えます。
ファミリー数 : 発明者が出願した特許のファミリー数
ある特許での関連出願の程度を評価します。ファミリーが多い特許は会社に重要で技術内容が価値のあることを意味します。ファミリー特許件数が多いほど発明者が価値のある特許をたくさん生産した可能性が高いと判断することができます。ファミリー数が多いほど高い評価を与えます。
被引用回数 : 出願された特許の被引用回数の総合
他の特許によってたくさん引用された特許であれば重要な特許という可能性が高いです。 被引用回数が多いほど高い評価を与えます。
登録請求項数 : 登録された特許の請求項数の総合
登録された請求項が多いほど具体的であり、多くの権利を獲得したと見られます。 登録請求項数が多いほど高い点数を与えます。
登録所要時間 : 出願から登録までかかった平均月数
特許の出願から登録までにかかった時間が短いほど、あらかじめ審査請求を要請した重要な技術とか先行技術がほとんどない、 先進技術の特許である可能性が高いです。 登録所要時間が短いほど高い評価を与えます。
関連出願件数 : 発明者の関連特許件数
関連出願と言うのは元の出願から併合、または分割出願などで関連した特許を意味します。 関連した出願が多いほど同種分野で研究活動が多かったことを意味し、より高い水準の技術特許である可能性が高いです。 関連出願件数が多いほど高い評価を与えます。
残存権利期間 : 登録特許の権利残存月数の総合
現在時点で残っている権利期間が長いほどその価値が高いです。残っている権利の総合点が多いほど現在、 会社に寄与している幅が広いと見られます。 残存権利期間が長いほど高い評価を与えます。
特許活動 現在寄与度 評価 (会社内)
特許活動 現在寄与度 評価(会社内)は発明者が今の時点で所属会社の知的財産権にどの程度寄与しているのかを評価するものです。
算出方法
算出方法は先の特許活動等級評価と同じですが、特許権利残存期間を反映して現在有効な権利と関連した項目を評価することによって今の時点での寄与度を算出します。 即ち現在の権利が有効な特許が多いほど高い評価を受けるようになり、 いくら登録された特許が多くても現在権利残存期間があまり残っていない場合は低い評価を受けます。

* 当該企業の発明者数が30人以下の場合、[会社内] 評価項目は除外されます。

 
評価項目 詳細
残存権利期間 : 登録特許の権利残存月数の総合
所属会社の現在の知的財産権に寄与した程度を評価します。発明者の現時点での特許権利の残存期間総合が大きいほど、 会社の現在の知的財産に寄与したのが多いと見られます。数値が大きいほど高い評価を与えます。
残存請求項数 : (登録特許請求項数 * 該当特許の残存月数)の総合
現在有効な請求項が多く、期間がたくさん残っているほど会社の技術力の壁を高くするのにより多く寄与していると見られます。 数値が大きいほど高い評価を与えます。
有効ファミリー数 : (ファミリー数 * 該当特許の残存月数)の総合
関連した出願数が多いほど重要な意味を持つ特許と見られます。 有効ファミリーが多いと言うことは発明者が最近まで重要な特許をたくさん生産していたことを意味します。 数値が大きいほど高い評価を与えます。
有効被引用回数 : (特許が被引用された回数 * 特許の残存月数)の総合
他の特許によってたくさん引用された特許ほど発明の水準が高い特許と見られます。 有効被引用数が大きいほど、現時点での会社の質的に高い技術力の確保に寄与していると判断することができます。 数値が大きいほど高い評価を与えます。
有効関連出願数 : (関連特許件数 * 特許の残存月数)の総合
関連出願数と言うのは連続あるいは分割などで、ある特許と関連して出願された特許です。 関連した出願が多いほど同種分野での研究活動が多かったと言う意味で、より高い水準の技術特許が出願される可能性が高いです。 また、権利残存期間がたくさん残っている特許の関連出願が多いと言うのは、発明者がライフサイクルが十分残っている分野で活発に活動 していることを意味します。現在市場で求められる技術に集中することによって、より会社に寄与しているところが大きいと言えます。 数値が大きいほど高い評価を与えます。
特許活動 等級 評価 (国内全体基準)
特許活動等級評価(国内全体基準)は発明者が会社で出願したすべての特許に関する情報を集めて特許活動の点数を算出し、 国内のあらゆる発明者の点数と相対比較して国内での特許活動等級を算出したものです。
* 米国特許の発明者評価は、全ての米国特許を基準に算出します。
算出方法
算出方法は先の特許活動等級評価(会社内)と同じですが、比較対象を同じ会社内の発明者に限るのではなく、国内特許全体の発明者と比較して相対的な等級を算出する方式です。

 
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